さわおとの森は、宮城県福祉事業団(現宮城県社会福祉協議会)に関わっていた3人が中心となり平成17年に法人を立ち上げました。立ち上げたきっかけは平成15年に障害者支援費制度という在宅サービスが始まったにもかかわらず、在宅サービス、特に障がい児のサービスがほとんど増えなかったため、障がい児を中心とした在宅サービスを行おうということで、採算を考慮して多機能でのサービス事業所を利府町内に開設しました。対象地域は、宮城東部地区(塩釜市・多賀城市・七ヶ浜町・松島町・利府町)と黒川地区(大和町・富谷町・大郷町・大衡村)と仙台市の一部という広域での活動をはじめました。
当法人は、開設当初から一般の社会福祉法人や営利企業などがなかなか開設できない在宅サービスを立ち上げてきたのが特色であります。また、平成25年7月に宮城県で2番目に認定NPO法人として宮城県から認定されました。これは3千円以上の寄付金者100人以上が連続3年間必要というパブリックサポートテストをクリアし、地域住民からの信頼が厚いという証を宮城県が認めたということであります。
法人概要
基本理念 |
認定NPO法人さわおとの森は利他の精神に基き、地域と共に歩み、地域の福祉の担い手として社会福祉活動を推進していきます。 |
方 針 |
第1条 人権の尊重
私たちは、人権を尊重し、すべての人々の自己実現を支援します。
第2条 地域福祉の推進
私たちは、すべての人の「しあわせ」を考えた地域づくりに貢献します。
第3条 援助の規範
支援を求めてくる人への援助の責任を果たすべく社会的規範に従い努めていきます。
第4条 人材の育成
私たちは、専門職としての自覚を持ち、技術の向上を図り、質の高い支援を提供します。
第5条 情報の管理
私たちは、業務上知り得た個人情報の管理を徹底し、守秘義務を順守します。
第6条 法令の遵守
私たちは、法令を遵守して、地域社会に信頼される法人であるよう努力します。
※ 平成29年1月改正 |
法人本部 |
利府こども発達センター
〒981-0123 宮城県宮城郡利府町利府字八幡崎63番1
TEL:022-290-3567
FAX:022-290-6678 |
役員・会員・職員 |
理事 |
代表理事1名・専務理事1名・理事8名 |
監事 |
2名 |
正会員(上記以外) |
8名 |
賛助会員 |
団体・個人:約600名(令和4年4月現在) |
職員 |
92名(令和4年4月現在) |
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主な経緯 |
平成17年3月 |
法人設立準備会発足 |
平成17年7月 |
宮城NPOプラザに於いて法人設立総会開催、県へ認証申請 |
平成17年10月 |
宮城県から法人認証 |
平成18年4月 |
法人最初の事業所「多機能サポートランド さわおとの森」開設
当時殆どなかった未就学と学童児対象の児童デイサービスや短期入所などの事業を開始 |
平成19年5月 |
利府町委託事業「利府町乳幼児発達相談支援事業」(コアラ教室と森の相談)開始 |
平成20年10月 |
指定管理者として法人2番目の事業所「塩竃市ひまわり園」受託
既存の未就学対象の児童デイサービスのほかに、塩釜に全くなかった学童児対象の児童デイサービスを事業開始 |
平成21年4月 |
塩竈市委託事業「塩竈市障害児・者発達等相談支援事業」(ひまわり相談)
開始 |
平成22年3月 |
「さわおとの森」内に「生活介護 わのみ」開設
全く不足していた重度障がい者の日中活動として事業開始 |
平成22年5月 |
利府町内に3番目の事業所として「発達支援ランド あのねの森」開設
まだまだ足りなかった未就学と就学児対象の児童デイサービスを事業開始 |
平成24年4月 |
各園の児童デイサービスが法律変更により児童発達支援事業と放課後等デイサービスに名称が変わり、「さわおとの森」で新たに当時全くなかった「保育所等訪問支援 のびっこ相談」を事業開始 |
平成25年4月 |
障がい児専門の利用計画を作る事業所が全くなかったため、こども相談支援つくしんぼを「さわおとの森」に開設、事業開始 |
平成25年7月 |
宮城県として2番目に認定NPO法人に認定 |
平成26年1月 |
初代理事長「楡木正俊」が病気により逝去、2代目理事長として「清野精維」が同年3月就任 |
平成27年4月 |
富谷町に4番目の事業所「こども発達センターあかいしの森、こども相談支援つくしんぼ黒川」開設
黒川地区に全くなかった未就学対象の児童発達支援センターと保育所等訪問支援、まだまだ少ない学童対象の放課後等デイサービス、ほか利用計画を作る事業所がほとんど増えないためつくしんぼ黒川を事業開始 |
平成29年4月 |
あのねの森を同じ利府町に移転新築して、「利府こども発達センター」に名称変更して開設
あのねの森の事業と多機能サポートランドさわおとの森の事業の一部を移転して事業開始
また、新たに法人2ヶ所目の短期入所事業と、利府町に無い法人初のグループホームと、宮城県の委託事業「障害児等療育支援事業」も事業開始
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平成29年5月 |
法人名を「特定非営利活動法人さわおとの森」から「認定NPO法人さわおとの森」に変更 |
平成29年7月 |
「地域拠点センター」が利府こども発達センター敷地に竣工し、「ふきのとう」が本格始動
利府こども発達センター内で4月に仮開設していた、地域で生活する障がい児・者の常時連絡体制と緊急対応も含めた支援を主に行う拠点事業「地域拠点センターふきのとう」が、県内で最初に本格開始 |
平成30年12月 |
利府こども発達センターの短期入所事業「みんなの家」を増築し、定員3名から5名に増員 |
平成31年4月 |
宮城県の委託事業「発達障害者地域支援マネージャー配置事業」を開始 |
令和 4年4月 |
多機能サポートランドさわおとの森が同町沢乙寺下へ移転新築 |
令和 4年5月 |
2代目理事長「清野精維」が辞任、新たに副理事長だった「齋藤純子」が代表理事に、もう一人の副理事長「髙橋繁夫」が専務理事に就任。法人本部も多機能サポートランドさわおとの森から、利府こども発達センター内に移転。 |
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